ほくろ除去クリームとは?
ほくろ除去クリームとは簡単に言うとほくろに塗るだけでほくろが取れる魔法のようなクリームです。
ほくろ除去クリームはフィリピンの皮膚科のお医者様がカシューナッツの成分にほくろを取る事が出来る成分があることを見つけ世界中の学会などで発表したのがきっかけです。成分は薬品などは使用せず自然のハーブなどが使われています。
アメリカのほくろ除去クリームもフィリピンが起源で全く同じものになっています。
ほかにも台湾、中国の昔ながらの民間療法で使われてるほくろ除去クリームが存在しますがこちらはフィリピン期限のものとは成分が全く異なります。
ほくろ除去クリームの種類
ほくろ除去クリームの種類は日本で入手できるものでニッキーモールアウトクリームやワートモールバニッシュなどがあります。
どちらのほくろ除去クリームもフィリピンが起源で製法は似ています。
ワートモールバニッシュとは?
フィリピンの初期のクリームのOEM版としてアメリカより全世界向けに販売されていますが製法が古く開発当時のままというのが難点です。
アメリカより1万円ほどで購入でき、小さいほくろ10個くらい取る事が出来ます。
ニッキーモールアウトクリームとは?
発売当時はワートモールバニッシュと同じく初期のクリームのままでしたが独自進化を続け、スクラッチ、ノースクラッチ、ハイエストというように顧客のニーズに合わせて進化しているブランドです。
4000円ほどで購入でき小さいほくろ40個くらい取る事が出来ます。クリームの保存が出来るので一度に使いきる必要はなく分けてほくろ除去が出来ます。
ほくろ除去クリームの効果
ほくろ除去クリームが使える皮膚のできものの種類
ほくろ除去クリームの効果は?ほくろが取れるのはもちろんですがほくろ以外にも下記のように色々な症例に効果を発揮すると言われています。
- ほくろ除去(盛り上がったほくろ、平らなほくろ)
- イボ取り
- 尖圭コンジローマ
- ヒト乳頭腫ウイルス
- スキンタグ
- 汗管種
- 濃いしみ
老人性イボなどが沢山出来悩んでいる人も多いのでほくろ除去クリームを使って取ってみるのも良いかもしれませんね。
ほくろ除去クリームは唇などの粘膜のほくろにも使える?
ほくろ除去クリーム、実は唇のほくろも取る事が出来るのです。もちろん食べちゃったらダメですが。
唇は意外とほくろが出来やすいところで切除手術をしたら唇の印象が変わって後悔した。などよく聞きますがほくろ除去クリームはほくろ組織だけを取るのでそういう心配がなくて良いかもしれません。
ほくろ除去クリーム使うと毛がなくなる?
ほくろ除去クリームを使っても切開手術のように毛まではなくならないんです。ほくろの細胞だけ取るのでしっかり毛根も毛も残って取れます。眉毛のほくろや頭皮のほくろなどにはほくろ除去クリームはあっているのかもしれません。
ほくろ除去クリームは目の近くのほくろに使ってもいいの?
ほくろ除去クリームが目の眼球に入るとよくないですが目のまわりのほくろは取る事が出来ます。海外の病院では眼球すれすれのほくろも取るようですよ。個人で使う分には目の近くのほくろを取る位にしておきましょう。
万が一目にほくろ除去クリームが入った場合はすぐに水道水で洗い流せば問題ないそうです。
ほくろ除去クリームの使い方
ほくろ除去クリームを入手しよう
通販などでほくろ除去クリームを入手しましょう。
ほくろ除去クリームは薬局やドラッグストアには売っていません。
ここで準備したほくろ除去クリームはニッキーモールアウトクリームのハイエストです。
ほくろ除去クリームでほくろを取ってみよう。
ほくろ除去クリーム塗布
ほくろの上に初日に一回だけ画像のようにほくろ除去クリームを塗ります。
ハイエストクリームの場合10分程度です。
ほくろ除去クリームの塗り方のコツはほくろに対して一回り小さく塗るとよいようです。ほくろの大きさの95%の大きさで塗るとうまくいきやすいでしょう。
ほくろがかさぶた化
1~2日ほどでほくろが真っ黒にカサブタになります。
このカサブタが剥がれればほくろ除去は終了です。
ほくろが取れる
画像のようにほくろが剥がれれば綺麗にほくろが取れました。
ほくろ除去クリームでほくろが取れる期間は?
ほくろは初日にほくろ除去クリームを使ってから小さいほくろなら3日、大きいほくろなら10日~2週間で剥がれ落ちます。大事なのは無理に剥がさず自然にほくろが剥がれ落ちるのをじっと待つことです。お風呂上りや顔を洗った時などによく自然にはがれてるのに気づきます。
無理にほくろをはがすと赤みが強く残りダウンタイムが長くなってしまいますので注意が必要です。
ほくろが取れた後の皮膚のダウンタイムは?
ほくろが剥がれた後のダウンタイムはメーカー公式には半年位と言われていますが実際には一概には言えません。個人個人体質も異なるためです。1カ月で回復する人もいますし、3カ月かかる人、半年かかる人、一年かかる人、使った人の体質でダウンタイムは決定します。
ほくろ除去クリームと炭酸ガスレーザーの違いは?
ほくろ除去クリームは皮膚科や形成外科でほくろ除去に使われる炭酸ガスレーザーとはかなり似ているところがあります。
炭酸ガスレーザーは医師が目視でほくろの細胞を炭酸ガスレーザーで削っていきほくろを除去します。
ほくろ除去クリームはほくろの細胞のみにほくろ除去クリームが浸透しほくろが取れます。
2つを比べてみると実は炭酸ガスレーザーとほくろ除去クリームやってることは同じなのです。
ほくろ除去クリームと切開の違い
ほくろ除去クリームは皮膚科や形成外科でほくろ除去に使われる切開はほくろ除去クリームとは全く違います。
切開の場合ほくろのまわりを大きくきりとり縫い合わせます。再発がないようにほくろ細胞以外の所も切り取っているのです。
ほくろ除去クリームや炭酸ガスレーザーの場合ほくろ細胞だけを取るようになりますので切開手術とは全く別物といえます。
ほくろ除去クリームで失敗しないコツ
ほくろ除去クリームの使用に失敗しない方法は
- ほくろ除去クリームは目立たないほくろから使う。
ほくろ除去クリームの性質を知る目的です。最初は目立たないほくろから使う事で『あ~!こんなに感じなんだー」と分かって安心して使えるようになります。 - 一度にたくさんのほくろを取らない。
一度にたくさん取ると全てのほくろに目が届かず失敗の原因となります。大事なお肌なので失敗しないように急がず一個一個取るのがよいでしょう。 - 無理矢理ほくろをはがさない
ほくろ除去クリームを塗れば自然にほくろは剥がれます。待ちましょう。無理に剥がすと赤みが強く残って元に戻るのに時間がかかるんだって。 - ほくろが取れた後の日焼け止め
実はこれが一番大事とのことです。ほくろが取れた。と安心してケアを怠るとほくろが取れたところは日Hが新しく色素沈着してしまうそう。これじゃほくろを取っても無意味ですね。
ほくろ除去クリームでしみやイボは取れる?
ほくろとしみの違いは何?
ほくろとしみはすごく似ていますが何が違うのでしょうか?
ほくろとは?
ほくろとは皮膚内にあるメラノサイトという細胞が一点に集中し存在しメラニン色素を過剰生成したために出来るもの。ほくろ=メラノサイトの塊といってもよいと思います。
しみとは?
しみはメラノサイトが作り出したメラニン色素は皮膚のターンオーバーで約60日で古い角質や垢になり剥がれ落ちるのですが皮膚のターンオーバーに乱れが応じる事でメラニン色素が剥がれなかったために出来るのがしみです。
結局しみはほくろ除去クリームで取れるの?
しみはほくろ除去クリームで取る事は可能です。しかし普通の化粧品では取る事が難しい濃いしみに限定したほうが良いでしょう。
ほくろ除去クリームでしみを取るとほくろの時と同じように赤みが残ります。赤みの回復にはターンオーバー2回分。最低3カ月は必要になるのでまずはしみ取りようの化粧品。それで取れなかった場合はほくろ除去クリームを使うとよいです。
ほくろ除去クリームでイボは取れるの?
ほくろ除去クリームは『ほくろ除去クリームの効果』でも書いた通りイボにも効果的です。ほくろ除去クリームをよく使うのは老人性イボやウイルス性のイボなど数が多く病院では金額が高いな?と思うようなときにはよく使います。
海外では病院でもほくろのほかにイボや尖圭コンジローマにも使われていて実は幅広い用途があるのがほくろ除去クリームです。
ほくろ除去クリームとカソーダは違うの?
カソーダとは?
カソーダはアメリカ生まれ、アメリカ育ちの民間療法です。重曹とひまし油を混ぜたもので実は自分でも簡単に作ることも可能です。
カソーダでほくろは取れる?
カソーダではほくろは取れない。といってもよいと思います。
カソーダは皮膚表面を柔らかくし、ピーリングのような効果があるのですが皮膚の表面に効果はあってもほくろは根が深くほくろ細胞までは効果が達しないようです。
万が一ほくろの上部のみが剥がれてもほくろの根っこは残ってますのでほくろは再生する確率が高いと言えます。
じゃあカソーダでしみは取れるのか?というと確実ではありません。レビューを見てみると『一か月使って全く効果なし』『全然効果を感じない』『肌が荒れた』というレビューがあまりにも多いのです。
『肌が荒れた』というのはカソーダは刺激が強いうえに他の皮膚にもついてしまうのでほくろやしみ以外の皮膚が傷つけられる可能性があるという事です。カソーダで新たに大きなシミが出来たという人もいるくらいなので注意して使いましょう。
結論としてカソーダはもし取れれば儲かりもん!というような考えなら使ってみるのも良いかもしれません。
ほくろ除去クリームはこんな人におすすめ-まとめ
ほくろ除去クリームは自宅で自分で手軽にほくろを取る事が出来るのが良い点です。
皮膚科や形成外科もよいですが医師が腕が悪ければ最悪の結果になることもありますが、ほくろ除去クリームは自分が注意すれば一定の実力を発揮してくれます。
時間がない人や病院に行きたくない人にはほくろ除去クリームは最適じゃないでしょうか。
逆にほくろ除去クリームを絶対使ってはいけない人は面倒くさいと適当に作業する人です。説明書を読まなかったり何でも自分勝手に使う人はほくろ除去クリームは不向きです。
ほくろ除去クリームでほくろを取る方はしっかり説明書を読んで慎重に作業することが成功への第一歩でしょう。