メラノーマとは?
メラノーマとは簡単に言うと皮膚に出来る癌の一種で悪性黒色腫と言われてます。
メラノーマ(悪性黒色腫)はどうやってできたの?
ほくろが出来る原因はほくろの直接の原因になるメラニン色素を皮膚を守るためにメラノサイトという細胞が過剰に作り出したためというのは『ほくろが出来る原因』のページで書きましたが、そのメラノサイトという細胞が悪性化し腫瘍になったのがメラノーマ(悪性黒色腫)です。できた段階では普通のほくろかメラノーマ(悪性黒色腫)か見た目や色合いで判断が難しい事も多くあります)白人の方に多く発症する人が多いので紫外線に関係しているのでは?といわれてます。
悪性化した細胞はメラニン色素を生成し続け通常黒くなってきますがあまりメラニン色素を作り出さない悪性化した細胞もある為色は黒ではなく茶色やあまり色がないものもあります。
メラノーマ(悪性黒色腫)が出来る原因?
それはまだ医学的に解明されていません。一般には紫外線が影響していると言われていますがメラノサイトが悪性化した腫瘍の為外部刺激も影響していると言われています。ほくろはあまり触ってはいけないと言われるのはそのためです。ただ古い足の裏のほくろがメラノーマに急に変化する事はありません。
足の裏のほくろはメラノーマ??(悪性黒色腫)
よく足の裏に出来たほくろは癌だ!と言われますがそれは足の裏は外部刺激の多い場所であって日本人に一番メラノーマ(悪性黒色腫)が出来やすい箇所であることから脅すようにそのように脅しのように言われることが多いです。しかし同じ様に外部刺激で普通のほくろも出来る事が多い場所です。通常は普通のほくろなのでそんなに心配する事はありません。古い足の裏のほくろがメラノーマに急に変化する事はありません。ただ成長してないメラノーマはほくろとよく似てますのでほくろが急にでき、数か月で2倍、3倍など成長したら注意が必要です。短期間で6~7mmに成長したら皮膚科へ相談しましょう。
メラノーマ(悪性黒色腫)の出来やすい場所
- 足の裏
- 手の平
- 手や足の爪の下
などが日本人に比較的多くできる場所と言われています。その他にも胸・腹・背中の中心部に出来る事もあり、高齢になってくると顔に出来る方も多くなってきます。
メラノーマ(悪性黒色腫)の特徴5項目
下記4つ全ての当てはまった場合は皮膚科で検査してもらったほうが良いです。もしメラノーマ(悪性黒色腫)ではなくても安心することができます。
- 特徴1・・ほくろの形が左右非対称
普通のほくろが基本的に左右対称に丸い形をしているのに対しメラノーマ(悪性黒色腫)は非対称のものが多いのが特徴です。メラノーマ(悪性黒色腫)は悪性細胞の集合体です。集合体の中でも1つ1つの細胞の成長速度なども異なりメラノーマ(悪性黒色腫)の形は左右非対称になります。 - 特徴2・・ほくろの形が不明瞭、ぼやけがある
普通のほくろはほくろ周辺の形がはっきりしていますがメラノーマの場合不明瞭、ぼやけがあることが多いのです。メラノサイトが悪性化するとメラノーマ(悪性黒色腫)になりますが細胞が作り出すメラニンの量がそれぞれ違うのでほくろの周りの形が不明瞭、ぼやけがあることが多いのです。 - 特徴3・・ほくろの色が不明確、均等でない
ほくろの色が濃いところも薄いところもあり不明確、均等でないことが多いのです。メラノサイトが悪性化するとメラノーマ(悪性黒色腫)になりますが細胞が作り出すメラニンの量がそれぞれ違うのでほくろの色が不明確、均等でないことが多くなります。 - 特徴4・・ほくろの直径が6~7mm以上である
メラノーマ(悪性黒色腫)は悪性の腫瘍(癌)ですので徐々に大きくなります。ほくろが数か月~半年と急激に大きくなり全ての項目が当てはまる場合注意が必要です。ほくろの直径が6~7mmを超え全ての項目に当てはまったら皮膚科で検査してもらいましょう。 - 特徴5・・ほくろの急激な成長
メラノーマは突然でき最初は普通のほくろのように見えますが短期間で2倍、3倍、一気に6mm以上に成長します。急に出来たほくろがあっという間に大きくなったら注意が必要です。
メラノーマ(悪性黒色腫)-まとめ
メラノーマ(悪性黒色腫)とは皮膚内のメラノサイトという細胞が癌化したものである。
ほくろが左右非対称、形が不明確、色がまばら、大きさが6~7mm以上、すべてに当てはまぇう場合はメラノーマ(悪性黒色腫)の可能性が固いので皮膚科で検査してもらいましょう。
メラノーマ(悪性黒色腫)の検査方法
皮膚科や形成外科ではダーモスコピーという虫眼鏡のようなスコープを持っています。医師がダーモスコピーで検査する事でメラノーマ(悪性黒色腫)は容易に判別可能です。