ほくろ除去の方法
ほくろを取る場合病院で取るなら炭酸ガスレーザーや切開法、家で自分で取るならほくろ除去クリームを使います。
炭酸ガスレーザーでほくろ除去
炭酸ガスレーザーでほくろを取る場合ほくろ細胞(母斑細胞)の部分を炭酸ガスレーザーで削りお肌が自然に回復するのを待つ方法です。ほくろ除去後はほくろ細胞(母斑細胞)を削った分の凹みと赤みが残ります。
ほくろ除去クリームでほくろ除去
ほくろ除去クリームでほくろを取る場合、ほくろ細胞(母斑細胞)の部分をほくろ除去クリームの成分で壊滅させ壊滅したほくろ細胞(母斑細胞)が乾燥しカサブタ化することでほくろが取れます。レーザーと違うのはほくろ細胞(母斑細胞)が取れた際には新しい皮膚が出来ているのでケアが比較的簡単というところです。ほくろ除去後はほくろ細胞(母斑細胞)が取れた分の凹みと赤みが残ります。
ほくろ除去後に赤みや凹みはなぜ出来る?
ほくろ除去後に凹みが出来る原因
ほくろはメラノサイトという皮膚の細胞が母斑細胞に変化してできます。メラノサイトというメラニン色素を作り出す細胞は皮膚の組織の中でも奥深くに存在します
ほくろはメラノサイトという皮膚の細胞が母斑細胞に変化してできたものなのでほくろ除去の際にはほくろ細胞(母斑細胞)をすべて取り除く事になります。ほくろは根が深いと言われるのは母斑細胞は皮膚の奥にあるという意味なのです。母斑細胞は真皮という部分まで達していて、母斑細胞を取るという事はほくろを取る際には必ずといっていいほど凹みが出るという事です。
ほくろ除去後に赤みが出る原因
ほくろ除去後に赤みが出る原因は人間の皮膚が傷口を治すために働いている証拠といえます。傷口を治すために皮膚や血管が傷口再生に向け働いている証拠です。
よく『ほくろを取ったけど赤みが残った。失敗した。』という方がいますがこれは正常なので心配しないようにしましょうね。
ほくろ除去後は細菌感染や炎症を抑えるために抗生物質などが処方されます。たまに抗生物質が処方されない対応の悪いクリニックも存在します。ほくろ取り放題や普通より安く取っているクリニックに多いように感じます。そういうところは抗生物質やテープさえももらえないところもあるので注意が必要です。
ニッキーモールアウトクリームのようなほくろ除去クリームを購入した際も消毒液や抗生物質がセットで付属してきます。
ほくろ除去後の赤みや凹みはいつ治る?
ほくろ除去後の凹みはいつ治る?ダウンタイムは?
炭酸ガスレーザーやほくろ除去クリームで取った後のほくろ除去の凹み。ずっと凹んだまま?って思ってる方もいるかもしれませんがそんな事はありません。ほくろ除去後の凹みのダウンタイムは通常は2週間前後で平らに戻ってきます。ただし個人個人で体質の違いもあり長くかかる人もいますが自然回復しますので全く心配する必要はありません。
ほくろ除去跡が盛り上がってきたんだけど?
ほくろ除去跡が盛り上がった場合は肥厚性瘢痕の可能性があります。肥厚性瘢痕は傷ついた皮膚を治すするために出来た線維組織が過剰に作られたために盛り上がりが出来てしまう事です。実は肥厚性瘢痕は体質でなりやすい人もいてそういう人の事をケロイド体質といいます。
ほくろ除去クリームなどを買うと注意事項にケロイド体質の人は使用しないでください。と書かれていますが肥厚性瘢痕が出来てしまうリスクが高い体質の方がほくろを取るには注意してくださいという事です。
ケロイド体質の人がほくろを取る場合の注意点としてほくろを一度にたくさん取らない。という事がすごく大事だと思います。炭酸ガスレーザー、切開、ほくろ除去クリーム、どの方法で取るにしてもケロイド体質と自覚している方は一度に多くのほくろを取るのはリスクが高いのでやめておきましょう。
もし肥厚性瘢痕になってしまったらどうする?
肥厚性瘢痕になってしまったらおそらくは時間の経過とともに改善していくと思われますが、どうしても気になる場合は皮膚科や形成外科で相談されることをお勧めします。
ほくろ除去後の赤みはいつ治る?ダウンタイムは?
ほくろ除去後の赤みはほくろと違いお化粧で隠せる程度であまり気にする必要はないですが個人の体質でもかなり変わってきます。体質的に跡が残りにくい体質の方は1mm程度の小さいほくろの場合凹みや赤みがほとんど分からない人もいます。逆に真っ赤に残ってしまう体質の方もいます。
赤みがどれくらい続くのかというとダウンタイムは平均して早い人で2か月~半年。これは人間の新陳代謝(ターンオーバー)が影響してて新陳代謝(ターンオーバー)は平均60日が1サイクルで行われ赤みがワンランク回復する期間とも言えます。
新陳代謝(ターンオーバー)は生活習慣の乱れやタバコ、アルコール、睡眠不足、ストレスなどで乱れが応じそういう人はほくろ除去跡の赤みの回復、ダウンタイムも長くなることが多いのです。
また個人の体質で除去跡の赤みの回復が遅い方も多く遅い人では1年、もっと遅い人は2年、3年かかる人もいます。あまり考えすぎずに自然回復を待つのが良いですね。
ほくろ除去後の赤みを早く治したい人はどうする?
ほくろ除去後の赤みの回復は新陳代謝(ターンオーバー)と大きく関係しています。赤みを早く回復させダウンタイムを短くするには新陳代謝(ターンオーバー)を効率的に行われるようにすればよいのです。
規則正しい生活を心がけタバコやアルコールをしないことで規則正しく新陳代謝(ターンオーバー)が行われるようにする事。
ピーリング効果のあるもの新陳代謝(ターンオーバー)を促すような薬品を使う事で早く赤みを回復させることは可能です。ほくろ除去クリームの販売店などが同時に薬品等の販売をされてるのはほくろ除去後の赤みの回復期間、ダウンタイムを短くするためです。
ほくろ除去後の赤みを隠すには?
ほくろ除去後の赤みをダウンタイム期間に隠すには?ファンデーションやコンシーラーが一般的です。ほくろの時は完全には隠せなかったものもほくろ除去後の赤みは綺麗に隠せますのであまり気にする必要はありません。
ほくろ取った後の赤みが嫌だから。とほくろ除去を躊躇う人もいますが嫌なほくろがあるほうがよほど嫌な事ではないでしょうか?ほくろ除去後の赤みは綺麗に隠せますので気にせずほくろを取るとよいですよ。
ほくろ除去後の赤みと凹みが治らない?-まとめ
ほくろ除去後の凹みのダウンタイムは2週間程度、体質で長くかかる人もいるので気にせず待ちましょう。
ほくろ除去後の赤みのダウンタイムは早い人で2か月~半年。遅い人は1年以上かかることも。生活習慣の乱れやタバコ、アルコール、ストレスで新陳代謝(ターンオーバー)が乱れるとダウンタイムも長くなるので注意しましょう。ピーリング効果のあるもの新陳代謝(ターンオーバー)を促すような薬品を使う事でダウンタイムが短くなることも!
ほくろ除去後の赤みはメイクで隠せますので悩む事はありません。